退廃の戯れ
[遙かなる時空の中で 2 アクラム IM]

作詞:田久保真見
作曲:佐藤英敏
歌 :置鮎龍太郎

  深紅い満月 飲み干そうか
  漆黑き 闇の宴
  何もかもが くだらね
  喜劇すぎて 眩暈が

  この身体は 蜘蛛の巢
  はらり その身を投げ
  堕落の手で 穢して欲しいと
  泣いて 哀願うのだ

  もがくほどに絡む 系を切れば 束縛乞うだろう

* 惰性で続く 永遠よりも
  破滅する絶頂を 教えよう
  深い痛みほど 快樂に変わる

  お前は 無垢でいたいけな蝶
  さなぎから 羽化するように今
  淡いその衣 脱ぎ捨てるがいい

  雷で裂いた 天は亡骸
  枯れろ 地の果てまで
  何もかもが つまらね
  虚無しすぎて 嘲笑いが

  羅城門に 真白き蝶を
  熱い棘で 刺せば
  私だけの 標本
  朽ちた現世 飾ろうか

  お前だけを望む 軽き姿 悠久の陽炎

  正体のなき 真実よりも
  完璧な背德を 教えよう
  支配されるほど 悅樂が滿ちる

  お前は 純で残酷な蝶
  その羽根を 千切りすてて微笑う
  愛しい愚かさよ 抱き寄せるもいい

* Repeat

  全てはただ 滅びゆく運命
  瓦礫に宿る 夜露のような
  甘い涙へと 口づけるもいい
 
 

 

 

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